全身全霊
この度は昇段審査を受けるにあたり、三好師範ならびに応援してくださった先輩、道場生の方々、理解をしてくれている両親には深く感謝をしております。
私が三好道場に入門したのは中学一年の六月で、お父さんに「今から新極真に行くぞ」と言われたのがきっかけです。初めて行った場所は南の丸本部の選手稽古でした。そこには自分と同年代の選手が沢山いて皆強い人ばかりだし参加させてもらった稽古はものずごくキツくかなり圧倒されました。けど練習が終わると女の子が近寄ってきて「お疲れ、新極真入りやー」と誘ってくれた事が嬉しかったです。こんなキツい練習ついていけるかなとか不安は沢山あったけど刺激のある「この道場で強くなりたい!」と思い入門しました。
入門して四ヵ月ほど経った時に出場した交流試合で胸をいためてしまいました。それでも練習には休まず行き皆と同じメニューをこなしていました。他の子はドリームカップで入賞したり結果を残しているのに、自分は試合に出ては胸骨を痛めての繰り返しで全く結果を残せず何度も挫折しかけました。けどそのたび父兄の方や道場の仲間に励ましてもらいここまで続けてこれました。あの時挫折していたら何も残っていなかったと思います。「継続は力なり」結果は出なくても地道に続けてきて良かったです。
高一になってウエイト制や全日本大会にも出場するチャンスを師範から頂きました。赤ワッペンの選手に勝つ事ができたり、自分の階級のチャンピオンと戦うことができ光栄でした。
最後になりましたが、これからも感謝の気持ちと上を目指す気持ちを忘れず日々前進できるよう努力していくので宜しくお願いいたします。 押忍
新極真会高知支部三好道場
篠原茉奈
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