新たなスタート地点
この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございました。
私が空手を始めたのは5歳の時です。その頃の私は道場に入る時の「押忍」が恥ずかしくて言えず、入口でずっと立っていました。そして、組手でも悔しくてよく泣いていました。でも、帰り道では母になぐさめられ、次は泣かずに頑張るという約束をしていました。
いつの日にか泣くこともなくなり、次はこの技を使ってみようという目標に変わっていきました。試合では、自分の技が決まって初めて勝てた時の喜びは、今でも心に深く残っています。そんな私がここまで成長できたのは、三好師範をはじめ、先生方や先輩方が優しく、時には厳しく指導してくださったおかげです。
私にとっての黒帯は小さい頃からの夢だったので、三好師範から黒帯の許可を頂いた時は、すごく嬉しかったです。
黒帯になった今、私にとって新たなスタート地点です。これからは黒帯として恥じない行動がとれるよう日々、努力して行きたいと思います。また、後輩達から目標とされる先輩になれるよう黒帯らしく頑張っていきたいです。これからもご指導、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、三好師範、先生方、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
押忍
新極真会愛媛支部三好道場
喜舎場遥 |
