8月度定例総会では定期役員改選が行われた。この改選ではこれまでWKO日本地区理事とJKO理事(共に任期4年)で別々に行っていた選挙を同時に開催した。いわゆるダブル選挙である。WKO日本地区理事定数は6人(理事総数15名)、そしてJKOが定数7名。組織の未来を担う重要な選挙だ。役員改選は6月20日に立候補者を締め切られ、全12名(うち現職6名)の立候補を受け付けていた。この日の会議では、7月までの理事会で審議された内容を改選前の担当理事が詳説し、現体制を一時解散した後に選挙に移行した。全立候補者がすべて一支部長の立場からそれぞれの立候補に向けた考えを述べ、有権者となる支部長との質疑応答を行った。選挙は別室で投票が行われ、投票が終了した段階で顧問弁護士が立ち会いのもとで即時開票となる。
この選挙の結果、新任理事が選出されて新任理事によって臨時理事会が行われて代表理事と副代表理事(2名)を互選。この互選によってトップ三役が選出されたのち、代表理事が事務局長を指名する。また任期2年で最長2期4年の在任期間となる監事を推薦して、総会出席者が承認していくというのが一連の流れだ。新たな顔ぶれとしては、安定した組織運営が評価を集める形となっておおむね前任の理事が再任を果たした。
今回、立候補のない奥村幸一支部長に代わって国際派の外館支部長が選任された。この理事方に新たな4年の組織運営のかじ取りが託される。
なお、WKO理事は10月に開催される世界総会で新旧理事が交代する、席上では世界各地区から新任理事が紹介され、その新任理事にて組織する臨時理事会で会長や副会長などの人事を決定して新体制が確立される。
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